【用語説明】市街化調整区域について(不動産売買・再建築)
ミライエブログをご覧くださりありがとうございます。
本日は、用語説明「市街化調整区域」についてです。
⑴市街調整区域って何?
簡単に言うと、家が建てられないエリアです。
無秩序に開発され市街地が広がりすぎると、水道等のインフラを整備しなければならないエリアが拡大し、地方自治体の負担が増えてしまうこと等の理由で、市街化しないエリアが決められています。
例えば富山県富山市は、いち早くコンパクトシティを目指し人々を市街化エリアに集めることに成功している街です。
⑵市街化調整区域にマイホームを建てられる?
一般的には、市街化調整区域にマイホーム建てることは難しいです。
ただし、各地方自治体が再建築できる基準をそれぞれ策定しているため、絶対に再建築できないというものではありません。
もともとその市街化調整区域に住んでいた方とその親族であれば再建築ができることが多いです。
⑶市街化調整区域の土地 メリットvsデメリット
【メリット】
①土地価格が安い
市街化調整区域は、基本的に建築ができないエリアのため土地の価格が安いです。固定資産税も低額です。
②静かな環境で過ごすことができる
市街化調整区域は、静かな環境であることが多いです。建築工事等があまり行われないエリアなので、工事による騒音等が少ないです。
③広い区画が多い
もともと市街化されていないエリアのため、売りに出される土地は広い区画のものが多いです。
駐車場・庭付きの陽当たりの良い広々とした一軒家に住めることは都心ではなかなか得られないものですよね。
【デメリット】
①生活利便施設が近くにないことがある
市街化調整区域は、主に農業や林業を行うエリアで、駅・学校・病院・コンビニ・スーパーなどが近くにないことがあります。
主に車を使った生活を想定すれば、極端に不便ということはないかもしれません。
一方で、駅徒歩10分以内で学校も近くにある市街化調整区域もあります。住みたいたいエリアの近隣施設について、事前にお調べになることをお勧めします。
②インフラが整っていない
市街化調整区域の場合は、電気・ガス・上水道・下水道が整備されていないことがあります。
宅内の水は井戸水で、ガスはプロパンガス、汚水は浄化槽で処理ということが珍しくありません。
③農地については売買ができない
市街化調整区域の農地については、宅地として転用することができず、また農家・農業法人以外に売却することができません。
⑷まとめ
厳しい制限がある市街化調整区域ですが、条件によっては再建築が可能となることもあります。
市街化調整区域の宅地を所有しているものの処分できずにお困りの方は、ミライエへご相談ください。
ミライエ株式会社
住所: 東京都新宿区西新宿5-23-3
電話番号: 03-6773-9058
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